初期費用
マンション・アパートを契約する時に、必要な費用・・・
いったいいくらかかるのか不安ですよね。
賃貸契約にかかる費用でよく聞くのが「敷金」、「礼金」、「仲介(手数)料」ですよね。
でも、これって“どのような目的”で“誰に支払う”のか知っていますか??
また、初期費用はこれ以外にもいくつかあります。
部屋を借りるときにかかる初期費用は“どのような種類”があって
“いくらぐらいかかるのか”を知っておけば、部屋を決めてしまってからあわてることが
なくなります。また、初期費用を含んだ総予算から部屋の選ぶ事が出来ますよ。
賃貸契約にかかる初期費用
①敷金・保証金
敷金と保証金は、ほとんど同じ意味ですが、関東方面では敷金、関西方面では保証金と
いう言葉を使う事が多いようです。また、全国的には、関東方面と同じ“敷金”が
使われているようです。
「ペット相談や可」の賃貸物件の場合は、修繕費用が通常よりもかかることが多いため、
1カ月分上乗せされる場合もあるそうです。
◎敷金(関東方面に多い)
賃貸借契約で、家賃を滞納したり、部屋を故意・過失によって損壊した場合など
の支払いを担保するために、家主に対して預けるお金のことです。
通常は、家賃の1~3か月分の場合が多いようです。
敷金は、契約が終了した時に、滞納や補修費用が差し引かれて、返ってくるお金です。
滞納や補修の費用がかからなければ、原則として全がく戻ってきます。
クロスの張替えなどの部屋の改装費用を差し引かれる場合がありますが、
通常の使い方をして経年変化した分の改装費などは負担する義務がありません。
◎保証金(関西方面に多い)
敷金と同じような意味を持っています。
契約を守ることを担保するために支払うお金です。通常は、契約終了時に返ってきます。
保証金は、全額返還されずに1~3割程度償却され戻ってこない場合もあるそうです。
貸家の保証金の相場は家賃の3~10か月分と大きく差があります。
②礼金
賃貸住宅に入居する際に、家主に支払う一時金(その時一回限りのお金)です。
敷金や保証金のように契約終了後も戻ってきません。
礼金は、家賃の1~2ヶ月分が多いようですが、最近は礼金が必要のない賃貸住宅も
あります。
③仲介(手数料)
不動産会社に支払う手数料です。これが不動産の収入になるそうです。
通常は家賃の1ヶ月分(管理費は入れない)+消費税です。
物件によっては、仲介手数料がいらないことがあります。
(例)家賃・・・6万円の場合
仲介手数料・・・6万3千円
④日割家賃
契約月の月末までの家賃です。前家賃とあわせると最大で約2ヶ月分になります。
日割り家賃は、賃料が発生日する日より日割りで計算します。
(例)家賃・・・6万円の場合
日割日数・・・20日分
日割家賃・・・約4万円(6万÷30日(1カ月)×20日分)
⑤前家賃
家賃の支払方法が“前家賃”の場合には、契約時に翌月の家賃の1ヶ月分を納めます。
(例)家賃・・・6万円の場合
前家賃・・・6万円
⑥火災保険料(家財保険含む)
自分の家財と借りた部屋のオーナーなどの損害等がセットになった保険です。
保険料は約1万円~2万5千円くらいです。物件の構造・広さ等により異なります。
契約は、2年更新が多いようです。
⑦鍵交換料
賃貸住宅は、防犯のために、契約が決まった部屋はそのたびに鍵の交換をしています。
交換料は約1万円~1万5千円くらいです。
これら初期費用は、地域によっても多少の違いがあるそうです。
(例)札幌市内・・・礼金なし・敷金0~2ヵ月
東海地方・・・礼金0~3ヵ月・敷金2~4ヵ月
関東地方・・・礼金2ヵ月・敷金2ヵ月
関西地方・・・礼金なし・敷金6~10ヶ月
中国地方・・・礼金なし・敷金2~4ヵ月
九州地方・・・礼金なし・敷金3~5ヵ月
※これらは、あくまでも“地域によってこれくらいの違いがある”という参考であり、
全ての不動産がこのような形態で行っているわけではありません。
敷金・礼金は、通常“家賃○ヶ月分”と示されている場合が多いようですが、
“20万円”など、金額で書かれている場合もあります。
関西方面(京都を除く)では、賃貸契約や賃貸情報の初期費用に「敷引き」または
「解約引き」という言葉が使われる事があります。
この「敷引き」とは、“原状回復費用をあらかじめ決めてること”です。
これにかかる費用は、敷金から差し引かれて返還されないというものです。
例えると、“礼金なし”、“敷金約6ヵ月~10ヶ月”で、退去するときに“5割程度の
敷金を差し引かれる=“敷引”ことをいいます。
敷金は、退去するときに室内の損耗程度によって原状回復費用が異なります。しかし、
この制度のは、補修費に関係なく敷金から一定額を引かれることが入居するときに
わかっているため、退去する時にめんどうな手続きやトラブルがないようです。
また、礼金もこの敷引きに含まれている場合もあるそうです。