設備について
デザイナーズマンションなどがあるように、今のマンションやアパートは、外観もおしゃれで、
室内にもいろいろな種類の機能や設備、構造がありますよね。
これらは、もちろん住む人が快適に生活していくために施されているものなのですが、
それぞれの性能や用途を知らないと、使いこなすことができませんよね。
よ快適に生活するために、お勉強しましょう!!
①メゾネット(⇔フラット・・・1層の部屋)
メゾネットとは、フランス語で「小さな家」という意味です。
ヨーロッパタイプの共同住宅で、人気がある部屋の構造、集合住宅の住戸形式の一つです。
それぞれの住戸が2階層(複数階)にまたがる形式で、室内にある専用階段でつながって
います。階段や吹き抜けがあることで、3次元(立体的な)空間をつくりだすことができ、
一戸建ての感覚で生活することができます。
パブリック(LDK・DK等)とプライベート(寝室等)をそれぞれの層(階)にすることで、
空間を明確に分け、独立性を持って生活することができます。
プライベートを大切にしたい人や、開放感のある空間で生活をしたい人におすすめですね。
人気の理由・・・ゆったりとした戸建て感覚を味わえる
自然な明かりをとり込んだり、広々とした感じを受ける
②ロフト
ロフトとは、英語で「屋根裏部屋」という意味です。
床から天井までの高さを高く取り、その高さを利用して、部屋の一部を2層式にし、
本来の部屋とは別のスペースを作り出すことをいます。中2階のスペースといった感じです。
ロフトがついている部屋は、天井が高いので開放感があります。
ロフトには専用のはしごや階段が設置されていて、それを利用して上り下りをします。
本来は、収納スペースとして作られたようですが、使う人の用途に応じて、寝室や
趣味の部屋など多目的に利用されるようです。
ロフトの天井は、建物の屋根の形状によって斜めになっているものもあります。
また、ロフト天井高は約1m~約2mとなっているものが多いようです。
広さは、それぞれの物件によって異なりますが、多くの場合2畳~6畳のようです。
広い所では、9畳なんてところもありました。立派な部屋ですよね。
せっかくロフトがついている部屋を借りるなら、天井が低くて、狭く、使い勝手が
悪いものよりも、ある程度の高さがあり、寝室スペースを確保できるくらいの広さの
ものが、いろいろ使い道の選択が広がりそうですね。
③クローゼット(クロゼット)
クローゼット(クロゼット)とは、衣類などを収納する戸棚のことをいいます。
また、衣裳部屋のような広い空間を持つクローゼットをウォークインクローゼットと
いいます。クローゼットは、上手に使えばとても便利な収納スペースです。
ただ、「詰め込む」だけでは、クローゼットの良さをいかすことができません。
チェストやBOXなどの収納用品などを上手に使うことによって、衣類を上手に
片付けることが出来るほか、日用品なども収納するスペースを確保することができ、
部屋を広く有効に使うことができます。
クローゼットは、奥行きが50cm程度、高さが2m程度あるもののことを言うそうです。
また、よりよいクローゼットとの例として、扉が大きく中に収容してあるものが取り出しやすい、
そして、デッドスペース(使っていない空間)がより少ないものだそうです。
例えば、ハンガー掛けの場所が手前過ぎて、奥の方が使わないスペースになっている・・・
コートやワンピースなどを掛けた下が空いている・・・などだそうです。
これらの空間を上手に利用するために、そのスペースに合うような棚などがある
クローゼットなら、より良い収納をすることができますよね。
また、クローゼットに衣類を収納するさいに、衣類が虫食いや湿気で痛まないように、
ギュウギュウ詰にせず、たまに換気(空気の入れ替え)を行なうようにするといいですよ。
④2重ロック
2重ロックには“一つの扉に2つの鍵がついている”という意味と
“オートロックシステムが、エントランスや玄関など2個所に採用されている”という意味があるようです。
前者は、こじ開け対策がメインですが、ピッキングなどのカギ開け対策に対して時間を掛けさせたり、
意欲を失わせるなどの役割をします。
ここで重要なのは、『その扉に使用されている鍵がどのようなものか』です。
普段、私達が目にする鍵(ぎざぎざしているタイプ)では、2重ロックにしていても、
あまり効果がないようです。鍵が1つあるよりは2つあるほうが時間を掛けるため手間どることにはなりますが、
開けることは可能だそうです。
これに対応しているのが、ピッキングや鍵穴壊しなどの対策が施されているものや、カードキー、
暗証番号、指紋認識補助鍵などです。同じ2重ロックならこれらの鍵を採用している方が、
より防犯性が強いのではないかと思います。
後者は、1つの鍵でエントラスや玄関に対応しているのが特徴です。マンション自体の
セキュリティーシステムなので安心ですよね。2重ロックのほか、エレベーター前や、
エレベーター内の行き先など3重・4重のシステムを設けているマンションなどもありますよ。
⑤対面キッチン
対面キッチンとは、キッチンがダイニングやリビング側に面していることをいいます。
シンクやコンロに向かって立ったときに、身体がダイニングやリビング側を向くので、
キッチンで作業する人が、家族とのコミュニケーションをとれるのがポイントです。
こちらから見通しが利く反面、ダイニングやリビング側からも、キッチン内が丸見えに
なりますので、あまりゴチャゴチャして片付いていないと、見苦しいかも・・・。
キッチンに対面する形でカカウンターを設け「カウンターキッチン」と呼ぶ事もあります。
対面キッチンには、壁の一部をくり抜いた“セミクローズ”と、天井の吊り戸棚をなくした
“オープン”の2タイプがあります。
一般的には、シンクのある作業台を対面させていますが、コンロも対面させる場合は、
レンジフードの排気量が不十分だと、ダイニングやリビングに調理の時に出る煙や臭気が
流れてしまうことがあります。また、揚げ物をする時に油がダイニング側へ飛び散る事もあるので、
レンジフードなどを使って、防止するようにしたほうがいいかもしれません。
⑥スライド式収納
スライド式収納とは、引き出しのような収納スペースで、奥の収納物も楽に取り出せる、
整理整頓がしやすいなどが特徴です。また、大容量でも、楽に開閉できます。
スライド式収納は、キッチン、サニタリー、床下など様々な場所に使われています。
キッチンなどでは、吊り戸棚や、キッチン下部などに採用されています。大きな鍋や
フライパンなど取り出しやすく、無駄なく収納できるのがポイントです。
サニタリーでは、洗面化粧台の下や、ランドリーラックなどに採用されているようです。
ここで注目したいのが、スライドユニット静音レールやソフトリクローズ仕様レールです。
勢いよく閉めても、扉が静かに閉まり、中の物がぶつかない特徴があるそうです。
せっかくなら、このような機能までついているスライド式収納がいいですよね。
⑦オートバス
オートバストは、お風呂の給湯システムです。
湯量と湯音をあらかじめ設定しておくことにより、スイッチ一つで浴槽に一定の湯を張ったり、
保温、追い焚きなどができるシステム付きバスのことをいいます。
オートバスには、“フルオートバス”と“セミオートバス”があります。
“フルオートバス”は、浴槽の湯量や湯温に変化があれば、一定時間の間、設定した湯量・湯温
まで自動的にお湯を足したり、追い焚きをしてくれる機能があります。
“セミオートバス”は、入浴後の足し湯や追い焚きは手動で行います。
どちらにしても、忙しい時間帯の家事の手助けになることは間違いないですよね。
また、お風呂にお湯を溜めているのを忘れて、お湯が溢れてしまうということもなくなります。
操作は、浴室以外にも、キッチンなど別の場所からできるタイプもあります。
また、インターホンがついているものもあり、お風呂の中と外で会話できるのもあるそうです。
お年寄りや子供さんがいる家庭には、安全面などでとても重宝する設備ですよね。
⑧テレビインターフォン(テレビドアフォン)
テレビインターフォンとは、インターフォンにTVモニターがついているものです。
カラーと白黒のモニターがあり、来客時に、モニターで確認する事ができます。
防犯に役立ちますよね。
テレビインターフォンは、来客時のモニタリング以外にも、いろいろな機能がついて
いるものがあります。
テレビインターフォンの機能(例)
・不審な音が聞こえた時に室内から玄関先の様子をチェックできるモニター機能
・録画機能
・ボイスチェンジ機能
・ワイヤレスの子機を増設することで、場所を問わず来客の応対ができる
・火災報知器に連動して火災を知らせる
・外出時に携帯電話やパソコンでセキュリティを確認、コントロールできる機能
それぞれの機能は、より安全・安心に生活するためのセキュリティ機能です。
どのテレビインターフォンが良いかは、それぞれの価値観によると思いますが、
私なら、マンション・アパートは共同住宅でなので、最低でも火災報知器と連動している
タイプが安心です。また、できればモニターはカラーがいいと思います。
⑨浴室乾燥機能
浴室乾燥機能とは、浴室で衣類等の乾燥、または浴室内の乾燥をするための機能です。
浴室乾燥機は、浴室の天井に埋め込んで設置されているのが一般的です。
多くの浴室乾燥機は、暖房・涼風・衣類乾燥・換気の4つの機能を備えているようです。
浴室乾燥機の役割
・衣類乾燥機能は、 雨の日や、曇りの日、外出時、花粉時期の洗濯物に利用できます。
特にマンション・アパートは洗濯物を干すスペースが狭い場合などに重宝します。
・暖房機能は、冬場の浴室の寒さを解消することで、急激な温度差による血圧変動
(ヒートショック)を予防ぐことができます。(お年寄りには特に嬉しい機能ですよね)
・涼風機能は、夏場に扇風機のかわりになり暑さを軽減してくれます。
また、浴室の空気を循環させることで、湿気も排気してくれます。
・換気機能は、カビや結露対策に効果があります。
(乾燥機能と併用すれば、浴室を乾燥させ清潔に保つことができます)
浴室乾燥機だけでも衣類を乾かしたり、浴室内の換気に役に立ちますが、
できるなら、暖房機能までついている浴室乾燥機がいいと思います。
贅沢を言えば、全ての機能が使える浴室乾燥機がいいですよね。